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■artist

牛島 光太郎

Koutarou Ushijima

 限られた時間の中で、ある地域と関わる時、その土地の事をいかに知る事ができるかは大変重要な問題です。何を知ろうとするのか、そのためにどのような方法を選択するのか。様々なアプローチが考えられますが、笠原を「知る」という作業の質と精度をあげるために、まず朝のラジオ体操に参加させてもらうことにしました。

​~profile~

1978年八女市生まれ。2010年「意図的な偶然」(三菱地所アルティアム)、2012年「意図的な偶然」(LIXIL ギャラリー)、2014年「sceneのつくり方」(Gallery PARC)等の個展や、2014年「イマジネーション・スーパーハイウェイ」(京都芸術センター)などのグループ展に参加。ドイツ、台湾、ニューカレドニア、中国などでアーティスト・イン・レジデンス。2016年8月まで、大阪府茨木市でアートプロジェクト(HUB-IBARAKI ART)を実施。

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 笠原は、自然を材料に使って人工的なものが構築されている。自然の中にいる、ってどんなことだろう、と考える。お茶を飲む事とか、買う時に気を使うようになった。これもどれも大量商品なんだな…と実感する。笠原では、季節や時間の流れを含めて考えているんだなと思った。様々な選択があっての今の笠原の姿。そして同じように日々、様々な選択をしながら生きている僕たち。

​~profile~

1985年群馬生まれ。「記憶とのつきあい方」をテーマに演劇活動を行う。プレイバックシアター、まわしよみ新聞を用いた語り合う演劇づくり、演劇とお化け屋敷を組み合せた「劇コワ」など様々な創作活動を行う。福岡市立青年センターと共に総合芸術イベント「くうきプロジェクト」を毎月企画するほか、小学校・元ホームレスの方への演劇ワークショップファシリテーターとしても活動。日本演出者協会会員。福岡恐いもの研究会代表。無倣舎主宰。

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五味伸之

Nobuyuki Gomi

ジェームズ・ジャック

James Jack

 その場所の声に耳を傾けると、何が見えてくるだろうか。笠原には、土地にしっかりと根を張った、頼りになる住民がたくさんいる。ここに暮らす人々の知識、経験、叡智は、私が生みだす新しい芸術作品の鍵となる。この作品を通じて、土地に宿るこのコミュニティの魅力を、八女を訪れる人たちと共有できればと思っている。

​~profile~

アメリカ出身。瀬戸内国際芸術祭、釜山ビエンナーレ・シーアートフェスティバル、シンガポールの Institute of Contemporary Art 等のグループ展で、社会と深く関わるプロジェクトを多数展開。論文や著作は、『ISSUE』、『ジャパンタイムズ』、『モダンアートアジア』、『アートアジアパシフィック』等に掲載された。2008~2010年に明仁皇太子奨学金フェロー、2015年にはシンガポールのCentre for Contemporary Artの招待作家。現在は、ソーシャルアートラボのアーティスト特別研究員。

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